1、情報を出さない。:企業年金は通常、その運用状況を四半期毎に運用機関から提出ささます。それはパフォーマンスだけではなく、どういう運用しているかとか、どういう資産を持っているかとか、細かく報告させます。しかし、AIJは、パフォーマンスの数字以外、ほとんど顧客に報告していなかったそうです。また、企業年金が運用会社の評価のために、別途雇っている外部のコンサルティング会社の問い合わせに対しても一切回答していなかったそうです。これは明らかに変でした。
2、損したことがない:AIJの営業資料にある運用実績では、ほぼ毎月、プラスのリターンが記載されていたそうです(数年前ぐらいの実績には少しマイナスの月が散見されるそうですが)。そんなことがあるわけがないのです。
3、評判が良い:年金情報という専門雑誌で、年末に年金基金にアンケートをし、どの運用機関が良いか、人気投票が行われます。AIJは、数年前から突然ランキング外から1位になり、その後も上位にいます。しかし、同社の詳しい内容を知っている人がほとんど周りにいないのです。変すぎます。アンケートで上位に入るよう、年金基金の担当者に謝礼を払っていたとの噂もあります。
4、社長が怪しすぎる。:AIJの浅川社長は、元野村証券の営業マン。野村証券の方に聞くと、退社する直前は、借金で自己破産寸前だったとの噂です。また、AIJの顧問には、あの手鏡の植草一秀氏が就任されています。怪しすぎです。しかし、オリンパス問題でも元野村証券マンが逮捕されるなど、野村証券のDNAは犯罪者なのかもしれません。
以上から、同社、業界内で「日本版マドフ」と疑われていました。